就活あるある パート2

手帳は就活の予定ばっかりで埋め尽くされている!

手帳(アナログ・デジタルを問わず)に書き込まれている予定が、就活ばっかり!
人生が完全に就活を中心に回っているような気分に陥ってしまうのも、就活あるあるです。
どんなときにも次の面接のことが気になってしまう、前回失敗した就活のことを反省している、なんて状態に陥ってしまうことも多いのですが、さらに手帳に欠かれた予定が就活関連ばかりだと目に見える形で「自分は今就活のためだけに生きてるんだ」という厳しい現実をつきつけられてしまいます。

この手帳に埋め尽くされた就活の予定は、単に「予定がたくさんある」状況を伝えるだけではありません。
一方で、「本来なら書き込まれるはずだった予定が欠かれていない」現実をも伝えてきます。
例えば、来週の土曜日に友達から飲み会に誘われていたのに、就活向けのセミナーに参加するために断ってしまった。
楽しそうな合コンの誘いがあったのに、就職説明会に参加するために欠席せざるを得なかった…こうした本来なら手帳に書き込まれて楽しみにしているはずだった予定が、就活の予定に取って代わられているのです。

そのため、手帳を見るたびに「ああ、本当だったら週末は合コンに行きたかったな」なんて後悔の念を抱えながら就活を続けることになります。
これも社会に出るために乗り越えなければならない壁なんでしょうか。

日常生活で就活用語を使いがち

セミナーやら説明会や面接やらで、やたら登場するのが就活用語。
インターンのようにわかりやすいものはいいですが、「合説」とか「ES」とか「Webテ」「ガクチカ」みたいに、知ってないとわからない用語も多数です。
こんな就活用語を覚えようと必死になるあまり、日常生活でもついつい使ってしまいがちになります。
「もっとガクチカになるようなことをやっておけばよかったな」「今のところ3つほど持ち駒があるよ」とか。

就活生同士なら通じるかもしれませんが、そうでない人にとっては「何を言ってるんだ?」と首をかしげられてしまいます。
ここでもまた、日常生活が就活でまわってしまっているために日常生活から離れてしまっている状況が見られるわけです。
内定をもらえたら、また戻ってこれるのでしょうか?

ネット掲示板の他の就活生の情報を見て落ち込んでしまう

これはネットの負の側面として、よく挙げられます。
就活だけに限らず、自分を他の人と比較して落ち込んでしまうんです。

自分はなかなか就活でよい感触を得られず失敗ばかりが続いているのに、ネット上では順調に就活を続けている人や内定をもらった人がたくさんいる。
自分だけが取り残されているような気分に陥るだけでなく、内定が取れない自分がとても無能で価値のない人間に思えてきたりもします。
あくまで自分は自分、他人は他人、そしてネットの情報をあまり鵜呑みにしない、冷静な視点が必要なのでしょう。